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各目線

  • 執筆者の写真: meli-melo Kaoru Ballet
    meli-melo Kaoru Ballet
  • 2019年7月17日
  • 読了時間: 3分

前々回に「バレエを習う目的」として バレエを学ぶ環境の違いについてを綴りましたが、 今回は「教師目線」「生徒目線」についてを…

どちらの目線も大事だなと思います。 教師は教師だからといって「教える」とばかりに思わず、 受講する側の状態を把握して「伝える」ことができているか、

一本調子にならず、内容を正しく伝えるための工夫を常に考えていたい。

受講する側、生徒の場合、

目的や意志を持って、自分なりの解釈や柔軟な思考で

学びを得ようとする姿勢を整えて。

自分のことだけでなく、全体を見てより多くを学び取ろうとすると

発見もあったりして、より有意義な時間になるのではと。

教えをしていても学ぶことは多く、

学ぶ立場で教えへ役立つ事までも学べます。

つまりは「一生勉強」ですね。(笑)

なぜこんなことを綴りたくなったかというと、

おとなバレエのお楽しみ目的がほとんどであるクラスの際、

先生によっては「クラス中おしゃべりしてもいいですよ」と促す場合があるようです。

余計な緊張感が抜けないのはよくありませんので、

程度次第ながら、クラス中のちょっとした会話も良いかなと思います。

しかしそれはやはり「程度次第」で、

教師の説明最中におしゃべりはよくありませんね。

戸惑う場面に出くわし考え込みました…。

いくら趣味や娯楽であっても

複数の方集まっている一つの空間を共有する場であり、

それに、それぞれの方が上達を望んでいることに変わりはないはずですから…

教師の立場にいる時、

どう相手へ伝えるべきかは

「目的」を見失わないための促しを心がけて、と思います。

また、教師だからといって間違いが絶対にないわけでもなかったり(なきよう努めねばですが)、

偉いということは全くなく…

しかし時々、「あれ?先生に対する態度として如何なものか?」と思ってしまうこともあります。

こんな時、「結局偉い立場とでも思ってしまってるのか?」と自問自答。

そこで思ったこと。

まずは教師としての佇まい。我が身を振り返るタイミング。

もう一つは、教師と生徒の関係性の中に「尊敬」が絶対に必要だなということ。

上下関係ではなく「尊敬」。

受講側には選ぶ権利があり、

「尊敬」できる師のもとで学ぶことはとても大事だなと思います。

教師としては「尊敬」に値するような志持って仕事に取り組み、

有頂天には決してならないようにと思います。

※「尊敬してください」という先生からの強要ではありません。(笑)

今いる場所を選んだからには、

その立場を選ぶのならと、

そこで充実した学びや嗜みの時間を過ごしたく、

そして、ネットやDVD講座ではなくの、みんなで共有する空間なのだと意識持ちたいものです。

今の時代はその「尊敬」やなんかよりも

通いやすさやお気軽さが重視された企業のクラスも多いです。

それでも、大事なところは守りつつ…

同じ時間と労力を費やすのならば、

どんな環境であれコミュニケーション気持ちよく!と思います。

…どちらかというとどうしても教師目線な内容になってしまいますが、

「立場をわきまえる」という形ばかりにならないで、中身の方をしっかりと。

違う立場を想像しながら物事へ取り組むことは、

何をするときにもより良い環境へ繋がるのではと思います。

総合的に成長して行ける空間創りを心がけます。


 
 
 

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